奈古の海岸は、日本列島がまだ大陸の東縁にある頃の大地変動の壮大な物語に出会える場所です。毛利輝元の長男で初代萩藩主の毛利秀就は、奈古沖の船遊びを楽しみ、野島へも上陸しました。同船した言如和尚(秀就の菩提寺・大照院の開山)は、その海岸美をまるで山水画の中に入るようだと称賛しました。また、輝元の次男で初代徳山藩主の毛利就隆は、自ら望んで徳山の飛び地・奈古と大井の東側(大井川の右岸)を領地としました。奈古沖を漁船に乗ってクルージングし、1億年前の地球の記憶をたどるとともに、石州街道沿いの奈古の町並を歩き、就隆が奈古の地を渇望した理由を探ります。
内容:展示観覧、現地探訪(奈古沖クルージング、造り酒屋見学等)
*萩博物館に集合、展示観覧の後、奈古まではバスで移動。
定員:20名(先着順)
参加費:1,000円(昼食代を含む)
申込開始日:4月1日(月)〜
申込先/申込方法:萩博物館(0838−25−6447)へ電話でお申し込みください
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